古くからある先物取引

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商品先物で扱われる商品

日本の先物取引は、江戸時代の米取引から続く伝統のあるもので、戦前は、米などの商品にとどまらず株式の精算取引まであったといいます。しかし、敗戦後は、アメリカによって大きく縮小されました。米や株式は取引できなくなり、小豆などの商品が主に取引されていました。 その後、徐々に扱える商品も増えてきて、現在では、20種類を超える銘柄が取引されています。 現在、商品先物で扱える商品は、農産物、工業品、商品指数の3種類です。 農産物では、とうもろこし、大豆、小豆、コーヒー、鶏卵、粗糖、生糸、冷凍エビ、試験上場の米があります。 工業品は、金、銀、白金の貴金属、パラジウム、アルミニウムの金属、原油、ガソリン、灯油、軽油の石油関連です。 指数は、天然ゴム、コーヒー、コーンの3種と日経東工取商品指数があります。

商品に競合する先物取引

日本の商品先物は伝統がありますが、時代と共に上場される銘柄も商品以外のものが増えてきました。また、外国為替取引の自由化に伴ってFXが登場してきたことより、商品先物ばかりでなく、その他の先物取引からFXに移行する人も多く、先物の脅威になっているようです。 日本の商品先物に直接競合する先物は、なんと言っても大阪証券取引所に上場されている日経225株価指数先物でしょう。これには、オプション取引も付随していますので、取引の幅が広く、また、アメリカのシカゴやシンガポール上場されていますので取引できる時間も長く、使い勝手の良い先物です。 また、先ほどのFXは、事実上、先物取引と変わらないもので、取引が平日のほぼ24時間可能なことより人気があります。 さらには、海外の先物取引所を利用しますと、1つの口座で全ての先物取引ができ、取引時間もほぼ24時間ですから、こちらも日本の商品先物のライバルと言えます。